はじめに
2025年7月に投稿したAI銘柄分析記事の内、
「キャピタルゲイン狙い銘柄で星5」と評価された銘柄について、
ポートフォリオへの組み入れ推奨度が高い順にAIにランキングを作ってもらいました。
従来の評価基準に加え、成長や計画に具体性と説得力・裏付けがあり、
現実的に株価が上がる見込みが高く、
新規事業が単なる多角化ではなく明確な勝算を持つ点を重視させています。
尚、順位付けには個別銘柄の分析記事をメインで使用しており、
情報不足を感じた際にはウェブ検索により補足情報を取得することも許可しています。
必ずしも最新の情報を考慮したランキングとは限らない為、予めご了承ください。
AI ポートフォリオ組み入れ推奨度ランキング
- アルファポリス (9467)
- 評価理由: 極めて健全な財務基盤と、Web上の人気作品を効率的に書籍・漫画化し、高利益率で展開する独自のビジネスモデルが、高い成長性と再現性を両立しています 。特に、2025年3月期の大幅増収増益予想が、この好循環に裏付けられている点は非常に説得力があります 。成長性に対して株価が割安である点も、株価上昇の現実的な見込みを高めます 。
- ラクス (3923)
- 評価理由: サブスクリプション型のSaaSビジネスを主力とし、強固な顧客基盤と高い継続率に支えられた安定的な高成長が魅力です 。主力サービス「楽楽精算」の累計導入社数1.8万社超という実績が、成長の具体性と裏付けを強く示しています 。IT人材事業の譲渡によるクラウド事業への経営資源集中は、コア事業の成長を加速させる明確な戦略であり、新規事業ではなく既存事業の深化による「明確な勝算」があると言えます 。財務基盤も非常に健全です 。
- Aiロボティクス (247A)
- 評価理由: AIシステムを活用したD2Cブランド事業は、高効率なスケーラビリティと再現性を追求しており、ビジネスモデルに具体性があります 。2025年3月期に売上・利益ともに100%超、2026年3月期も2倍成長を目指すという野心的ながら具体的な成長計画を掲げている点が、株価上昇への強い期待を抱かせます 。成長期待が株価に過小評価されている可能性も指摘されており 、今後の株価上昇の余地も十分に見込めます。
- エフ・コード (9211)
- 評価理由: DX市場におけるM&A戦略とサブスクリプション型SaaS事業の組み合わせにより、非常に高い成長率を達成しています 。M&Aを成長ドライバーとする戦略は、明確な事業拡大の勝算があると言えます。また、フリーランス向け新規サービスもDX市場での事業強化と見なせます 。ただし、M&Aに伴う財務構成の変化については継続的な注視が必要な点が、上位銘柄と比較して若干の懸念点となります 。
- ポート (7047)
- 評価理由: 人材、エネルギー、医療、金融といった複数の成長市場に特化したバーティカルメディアを運営し、成果報酬型のビジネスモデルにより堅実な成長と安定した収益を上げています 。複数の領域への展開は、単なる多角化ではなく、各市場における「専門性」と「成約支援能力」という具体的な強みに裏打ちされています 。高い成長性にもかかわらず、PERが比較的低い水準にある点も魅力です 。
- PR TIMES (3922)
- 評価理由: プレスリリース配信という特定の市場で強固な基盤を持ち、プラットフォームとしての競争優位性があります 。関連サービス「Jooto」や「Tayori」の成長が主力事業とシナジーを生み、収益性も大きく改善しています 。しかし、財務健全性に関する具体的な指標がレポートで不足しているため、上位銘柄と比較して総合的な評価で一歩譲ります 。
- ブレインパッド (3655)
- 評価理由: AI/DXおよびデータ活用支援という成長市場に特化し、データ分析技術とコンサルティングの「総合力」は強みです 。利益成長が売上高成長を上回る予想は効率性の改善を示唆しています 。ただし、直近の売上営業利益率の低下がみられる点 や、新規事業に関する具体的な言及が少ないことから、他の高成長銘柄と比較すると「成長の具体性と説得力」の点で評価が控えめとなりました。
管理人考察
この結果を見て、個人的に目を惹いたのは2位のラクスです。
他の比較銘柄に対してここだけ事業規模が文字通り桁違いに大きいですが、
これまでの成長の実績に加え、既存事業の深化に勝算を見出し、
安定高成長銘柄としてアルファポリス以外の高成長銘柄の上に位置付けられたことは非常に興味深いです。
その上で、ビジネスモデルの再現性や高成長、割安性などが評価され、
アルファポリスが1位となったことも重要です。
AIはアルファポリスに対してのみ、ラクスの安定高成長を上回る勝機を見出したということになります。
尚、評価基準として考慮はされていませんが、
2025年7月に「劇場版 鬼滅の刃」の新作が公開されたことで、
アニメ関連銘柄として間接的な好影響も期待できるかもしれません。
下位となったPR TIMESとブレインパッドについては、
詳細が少ないと言及された点が補われることで、
評価を上げる余地があるかどうかがポイントとなるでしょう。
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